将棋AIの開発12
まずステップを定義します。
強化学習プログラム完成までの全体のステップ
ステップ 1: 基礎構築
簡単な自己対局を実現するプログラムを作成。
基本的な機能(盤面の状態ベクトル化、合法手の選択、報酬計算)を実装。
ステップ 2: データ収集
自己対局の結果(状態と報酬)を記録する仕組みを構築。
収集データを一定のフォーマット(NumPy形式)で保存。
ステップ 3: 学習環境の準備
記録したデータを読み込んでニューラルネットワーク用に前処理する機能を実装。
PyTorchやTensorFlowを使ってシンプルなモデルを構築。
ステップ 4: 強化学習の実装
自己対局データを使ったモデルの学習ループを構築。
簡単なポリシーネットワーク(方策)と価値ネットワークを導入。
ステップ 5: モデルを使った自己対局
学習済みモデルを使い、自己対局をシミュレーション。
モデルが強化されているかを確認。
ステップ 6: 高速化と改良
学習や対局の高速化。
多プロセスやGPUの活用を検討。
モデルや強化学習アルゴリズムの改良(例: モンテカルロ探索)。